原理紹介
- 超音波洗浄の原理は、洗浄したい製品についた油や異物を媒質(洗浄液)に入れて超音波の振動を与え、洗浄物の凹凸部分に洗剤が浸透するようにし、洗浄しにくい部分まできれいにするというものです。
- 超音波は媒質の中で小さな気泡(キャビテーション)の生成と消滅を繰り返しながら製品を洗浄します。
ディップタイプ
液体に製品を漬けるタイプで、超音波で分子構造を分解して製品の凹凸部分に洗剤を浸透しやすくさせます。1秒あたり数万回以上の振動とキャビテーションにより洗浄力を最大限に引き上げます。
高圧スプレータイプ
高圧で液体(洗剤)を噴射して製品についた異物を取り除きます。凹凸がなく平らな部品を洗浄するのに適しており、押し付けられてくっついた異物や、煤けによって生じた異物を簡単に洗浄できます。